※本記事は AT-UMX3 のレビュー記事です。プロモーション(広告)が含まれています。

「配信を始めてみたいけど、機材って何を買えばいいの?」
マイクを PC に直接つなぐだけだと、音が小さかったり、BGM と声を混ぜられなかったり…と、意外とつまずきがち。
そこで候補に挙がるのが、マイクの老舗オーディオテクニカの USB オーディオミキサー「AT-UMX3」です。
この記事では、できること・つなげる機材・口コミから見えたデメリット、ライバルのヤマハ AG03MK2 との違いまでまとめました。
- ツマミとボタンだけで操作できる、初心者向けの配信ミキサー
- ドライバー不要。PC・iPhone・Android・PS5 につなぐだけ
- ループバックと2種類のミュートで配信がラク
- 最大192kHz/24bit、+48V ファンタム電源にも対応
- 弱点はエフェクト(EQ・コンプ)なしとスピーカー出力なし
AT-UMX3 とは?基本スペック

AT-UMX3 は、2024年2月に発売されたオーディオテクニカ初の USB オーディオミキサー。
マイク・楽器・PC の音をまとめて、配信ソフトや通話アプリに送れる「オーディオインターフェース」の一種です。
マイクを作ってきたエンジニアが監修していて、定番マイク「AT2020」などに合わせて音作りされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2024年2月22日 |
| 価格の目安 | 約19,800円(2026年9月時点・Amazon) |
| マイク入力 | XLR/TRS コンボジャック(+48V ファンタム電源) |
| ライン入力 | ギター用(Hi-Z)/ キーボード用(L/MONO・R) |
| 出力 | ヘッドホン(3.5mm ステレオミニ)/ USB |
| 音質 | 最大192kHz / 24bit |
| 接続 | USB Type-C(バスパワー)+電源用 USB Type-C |
| サイズ・重さ | 約127×131×44mm / 約334g |
| 付属品 | USB ケーブル(C to A・1.5m)、変換アダプター(A to C) |
AT-UMX3 のここがいい!5つの魅力
① ツマミが大きくて、とにかくわかりやすい

操作はMIC・LINE・USB・OUTPUTの音量ツマミと、ボタンだけ。
しかもマイクのゲイン(入力の大きさ)には、AT2020 にちょうどいい位置の目印が付いています。
「どこまで回せばいいの?」と迷わなくていいのは、初心者にはかなりありがたいポイントです。
② ドライバー不要。スマホや PS5 にもつなげる
USB クラスコンプライアント対応なので、専用ドライバーのインストールは不要。
PC だけでなく、iPhone・iPad・Android・PS4・PS5(メーカー動作確認済み)にもつなぐだけで使えます。
スマホやタブレットで使うときは、本体の電源用 USB-C 端子に市販の USB 電源をつなぎましょう。
③ ループバックで BGM やゲーム音を配信に乗せられる

ループバック機能を使えば、PC で流している BGM やゲーム音と、自分の声をまとめて配信に送れます。
歌ってみた・ゲーム実況・ラジオ配信など、「声+何か」を流したい人にはほぼ必須の機能です。
④ 2種類のミュートで「うっかり」を防げる

ミュートは2種類あります。
- マイクミュート:配信にもヘッドホンにも、自分の声を流さない
- マイクモニターミュート:配信には声を流しつつ、ヘッドホンからは自分の声を消す
口コミでも「ミュートボタンが見やすい」と好評で、今ミュート中かどうかを確認しやすいのも安心です。
⑤ 遅延ゼロで自分の声をモニターできる
ダイレクトモニター機能で、自分の声や楽器の音を遅延なしでヘッドホンから聴けます。
歌や楽器の演奏で、声がワンテンポ遅れて聞こえる…というストレスがありません。
ちなみにモニターには、遅延のない有線ヘッドホンを使うのがおすすめです。
AT-UMX3 につなげる機材

背面の端子はシンプルで、配信に必要なものはひと通りそろっています。
| 端子 | つなげるもの |
|---|---|
| マイク入力(XLR/TRS) | コンデンサーマイク・ダイナミックマイク |
| ライン入力(Hi-Z) | エレキギター・ベース |
| ライン入力(L/MONO・R) | キーボード・シンセ・音楽プレーヤーなど |
| USB 端子 | PC・スマホ・タブレット・PS5 |
| USB 電源端子 | スマホ・タブレット接続時の電源 |
| ヘッドホン出力 | モニター用ヘッドホン・イヤホン(3.5mm) |
コンデンサーマイクを使うときは、+48V ファンタム電源のスイッチを入れるのを忘れずに。
AT-UMX3 のデメリット
Amazon の評価は★4.1(394件、2026年9月時点)。満足度は高めですが、気になる声もあります。
- EQ・コンプ・ローカットなどのエフェクトがない(PC ソフト側で調整が必要)
- 出力はヘッドホンのみ。スピーカーを直接つなげない
- SM58 などのダイナミックマイクだとゲインが足りないという声も
- 本体が軽くて机の上で動きやすい
- PC 起動時などにノイズが出たという報告も一部あり
とくにエフェクトがない点は、Discord や X のスペースなど、配信ソフトを通さない通話では音作りができないので注意です。
ダイナミックマイクを使う予定なら、インラインプリアンプ(マイクブースター)を用意しておくと安心です。
ヤマハ AG03MK2 とどっちを買う?
同じ価格帯のライバルが、ヤマハのAG03MK2です。
| 項目 | AT-UMX3 | AG03MK2 |
|---|---|---|
| 操作 | シンプル(ツマミ+ボタン) | 多機能 |
| エフェクト(EQ・コンプ等) | なし | あり(DSP 内蔵) |
| ループバック | あり | あり |
| マイクのおすすめ設定 | ゲインに目印あり | 自分で調整 |
| 向いている人 | 初めて配信する人 | 音作りにこだわりたい人 |
「とにかく迷わず配信を始めたい」ならAT-UMX3。
「エフェクトで声を整えたい」「細かく音作りしたい」なら AG03MK2 が向いています。
AT-UMX3 がおすすめな人

- これから配信・ゲーム実況・歌ってみたを始めたい
- AT2020 などオーディオテクニカのマイクを使っている
- PC だけでなくスマホや PS5でも使いたい
- 難しい設定はできるだけしたくない
デスクまわりを整えたい方は、HHKB Studio のレビューやロジクール SIGNATURE M750 のレビューもどうぞ。
ちなみに、2025年4月にはオンラインストア限定のホワイトモデルも登場しました(公式では生産完了)。白いデスクに合わせたい人は、在庫があるうちにチェックしてみてください。

よくある質問
- ドライバーのインストールは必要ですか?
-
不要です。USB クラスコンプライアント対応なので、つなぐだけで使えます。
- iPhone や Android でも使えますか?
-
使えます。スマホやタブレットにつなぐときは、本体の電源用 USB-C 端子に市販の USB 電源を接続してください。
- PS5 でゲーム配信に使えますか?
-
PS4・PS5 はメーカーで動作確認されています。
- スピーカーはつなげますか?
-
出力はヘッドホン端子と USB のみです。スピーカーを使いたい場合は、PC 側から出力する形になります。
まとめ:AT-UMX3 は「配信デビュー」にちょうどいい1台
- ツマミとボタンだけで迷わず使える
- ドライバー不要、スマホや PS5 にも対応
- ループバック・2種類のミュートで配信がラク
- 192kHz/24bit、ファンタム電源対応
- エフェクトとスピーカー出力はなし
多機能ではありませんが、そのぶん「買ったその日から配信できる」わかりやすさが魅力です。
はじめての配信機材で迷っているなら、まずは AT-UMX3 から始めてみてはいかがでしょうか。
参考:オーディオテクニカ公式 AT-UMX3 / AT-UMX3 WH / AV Watch(藤本健の Digital Audio Laboratory)
※価格・仕様は2026年9月時点の情報です。
